2022-01-01から1年間の記事一覧

生きるって

眉毛の下の産毛を剃った。 誰に会うわけでもないし、そんなにボウボウでもないし。 ほったらかしの私の顔は無法地帯だ。そこをちょっと手入れしてみようかという気になった。 以前にも書いたが長い鬱の時代、服も髪も歯も肌も表情もどうでもよかった。 ただ…

かわいい

夕方、地震があった。 前触れなく、いきなりあの、鈍い地響きのような嫌な音を立てて揺れた。 おでんの火を止めた。 これはきっとたいしたことではないなと、瞬間思ったが念の為、隣の母のところに顔を出す。 気が強いように振る舞うが実は相当の怖がりなの…

用法用量

昨日は好きなタレント漬けだった。 午前中、家事をしながらその人がパーソナリティをするラジオを聴いていた。 番組が終わると今度はその人の過去の番組の録音を、家事が済み昼食時にはradikoでさっきのをもう一度、午後はその人の書いた本とその人を追いか…

手袋

手袋をなくした。 夫がご機嫌とりにダイソーで買ってきた暖かグッズのひとつを、もうなくした。 気がついたのは昨日の夕方。朝、ラジオ体操にしていって、、、。 ウウィンドブレーカーのポッケを探る。 ない。 リュックを探る。ない。 どーこやったかなあ。 …

根性なし

いよいよ本気の衣替えをしなくては。 第一弾として、秋物の薄めのセーター類や長袖のパーカー、マフラーひとつは出した。 このところは洗ってはそれ、洗ってはそれと、二つのパターンを回して着ている。 今のところ、ラジオ体操とスーパー、ドトールくらいし…

あったけえ

へっぽこ日記 夫が買ってきたマフラーを首にした。 趣味ではないが、もう怒ってないよの合図。 家の中でなら使ってもいいか。せっかく買ってきてくれたんだ。 スヌーズという輪っかになっているフワフワモコモコを頭から被った。 ・・・あったけぇじゃねぇか…

おまかせしたら楽になる

余計なお世話

相性がいい相手

結局昨日の夫の行き先は不明のままだが、追及すると自分が苦しくなるのであえて、ほじくらない。 夫婦と言えど、なんでもかんでも互いに把握しあっていたら息苦しい。 ドアの蝶番のように肝心なところがしっかり合致していればあとはパッカパッカ自由な方が…

いっちょいで

今日、大きなラグビーの試合がある。 高校大学とラグビー部にいた夫は見逃せない。 今日は義父に会いに行くつもりだと昨夜言っていた。 帰ってきてから録画に釘付けだろう。 それとも家族がそれぞれ二階に上がった夜更け、一人でゆっくり堪能するつもりだろ…

24の秋

息子がジムの帰りにちょっと服を見てくると言って出ていった。大学四年就職が決まってから、彼はガラリと変わった。 YouTubeで金銭感覚と服の好みの合うアドバイザーを見つけ、その人の買ってよかったと紹介する服を買い、髪は表参道の美容院、そしてジム通…

おばあちゃんと孫

居てくれる

朝、富士山がくっきり光っていた。気持ちが弾む。富士山ってすごい。 存在しているだけで励まされる。 見えるとそれだけで嬉しい。 父が最期に入院した数週間もそうだった。 もう立ち上がれず、小さくなっていても父は父なのだ。 私は夕食の支度を済ませると…

お出かけの計画

歯医者にやる気満々で行く。 ショートヘアの若い女医さんにも今日は押されない。 むしろ喰い気味。 前回はなんとか現状維持で切り抜けようとするのを、半ば呆れたように説明してくるこの人をおっかなく感じた。 自分が人としてなっていないように思え縮こま…

落とし前をつけるぜ

歯医者の件は実は二、三日落ち込んだ。 この年齢で口の中はもう老人になってしまっているという現実を突きつけられたことがショックだった。 入院して戻ってきた当時、さあもう一度まっさらな自分でやり直すんだとやたら張り切っていた。 しかし、半年もする…

歯医者

Good job!

今朝の空。清々しい。

10月の朝

夫に厳しく意見する。 その胸にはかわいいかわいいミッキーマウス。 あれだけ服装にこだわる男も、家の中ではミッキーマウス。 秋が深まっていく。 交差点からの富士山がだんだんくっきりしてきた。

きみこそスターだ

ドトールに常連が戻ってきた。 私も含め、地元民の溜まり場であった前店舗で見かけた顔がチラホラと現れる。 改装後はビジネスマンと学生のひと息つく場所を意識したようだ。 以前の昭和の喫茶店のような長閑さは消えてしまった。 中央にあった植物の生けら…

ときめき

代替え案も浮かばぬくせに

数週間前、日曜の朝のテレビで落ち葉の話をしていた。 確か、秋になると葉っぱはどうして落ちるの?という疑問に答えていたのだったと思う。 はっきりとしたことは解明されていないが、今のところ落葉することで不要なものを体外に出していると考えているそ…

虫干し

なるほど

初代家元

銀杏の実が落ちている。 もうじき黄色い季節になるんだな。 去年の今頃は体力が精一杯で、電車で20分程度の神宮外苑に銀杏並木を見に行くのですら一大決心の大冒険だった。 休み休みならなんでもできそうな気がする。 テレビ番組の街歩きを自分にはできない…

迷子 無事保護

へっぽこ日記

とろろ蕎麦も捨てがたい

朝の公園は意識高い系の若者だけ、なんてことはなく、普通のおじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんたちが走っている。 それが、早いのだ。 普段着の延長のようなTシャツにジャージでも、足元はごっつい本格的なスニーカーである。それが「本物だ」と思…

なにが着たい

衣替えの前段階の準備としていつも、処分する服を箪笥から取り出す。 いきなり廃棄する度胸がなく、しばらく避け置いて気持ちを慣らす。 毎朝、着替える際に色褪せたTシャツやヨレヨレのサマーニットに去年捨てようと思って捨てられなかった息子のお下がりの…

同じ空の下

朝、結構多くの人がジョギングや犬の散歩で活動している。 夏の初め頃、落ち込んだ気持ちをさっぱりさせたくて思いつきでこっそり早朝、家を出た。 まだ半分眠っているような街を歩くのが新鮮で、気持ちが弾んだ。 家族と自分を確実に分断する時間を欲してい…

カレー粉

これ、一番、やっちゃダメなやつじゃん。 自分につっこむ。 カレー粉の缶を落っことした。押し込むタイプの口が甘かったようでガバっと黄色い粉が床に広がった。 慎重に対処せねば。 以前にもやらかしたことがあり、掃除機で吸い込んだらどえらいことになっ…