2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

朝、びっくりするほど美しい空だった。 特別なものをもらった気分になった。 こういうことで元気になる。

愛するということ

愛するってどういうことって考える。 愛って。 息子のことを愛しているというのはピンとこない。そんな軽い言葉で表現したくない。愛なんだけど。 彼のことは批判するとかジャッジするとか、そもそもそういう視点で見ていない。 めんどくさいなあとか、おい…

やりたいことだけ

頭痛と吐き気と目眩でどうにもならない。 気合を入れればなんとかなりそうだが、やらない。 やらねばならないことは、ない。 あるような気がしてそわそわしていたそれは、よくよく考えたら「やったほうがいい事」だった。 やるといいこと、やるべき事はやら…

死ぬまで途中

ずいぶん、自分自身を好きになれたが、それでも時々ぐらつきそうになる。 思いがけない瞬間に、それはやってきて、私を揺さぶる。 素敵な誰かを見かけ、つい「私って・・」とガックリしたとき。 母があっけらかんという言葉に傷ついたとき。 それは自分でこ…

あの頃に出会う

手帳の整理をしていたら、ずいぶん昔に書いた日記のようなものがでてきた。 息子が中学生の時のものと、大学生になってからのもの二つ。 中学生の頃のほうは、ちょうど反抗期でいつも深夜までインターンネットの中を彷徨っていた。学校からまっすぐ帰ってく…

後回し

意味のない手帳作りに没頭する。 レシピの整理をしようと思っているのに、もうちょっともうちょっとと、ちまちまイラストを貼ったり、思いついたことを書き込んだりし、時はあっという間に過ぎる。 これは。 学生時代、試験勉強するために机に座ったものの、…

役に立たないこと

今日も切ったり貼ったり。 海外ドラマも観たいし、ちょっとだけ・・のつもりが気がつくと二時間半、没頭していた。 今日はレシピではなく、可愛いと思ったイラストや自分で撮った写真などをプリントアウトして手帳に貼って遊ぶ。 印象に残った言葉だったりな…

作りおったな

息子の使っていた部屋を自分の個室にしようと企んでいたが、いざ彼が出て行ってみると、いつ泊まりに来るかわからないしと手をつけないまま、半年が過ぎた。 先週、本の後始末に一泊しに来たが、最近ではふらりと食べに寄り、数時間で返る。 そろそろいいか…

揺り返し

昨日、なかなか寝付けなかった。 友達と深い会話をして別れた。深部までマッサージをしたような心地よい疲労感だったが、揺り返しのようなザワザワふわふわした感情がぐるぐる巡って離れない。 「そうお?それ、いい子ちゃんになっていない?」 母と夫、姉含…

財産

友達に会ってきた。 友達というよりもお互い、親族のようだと思っている。 出かける支度をしながら気がついた。 彼女と約束をしたのは先週。たいてい誰かと日時を決めて会う約束をすれば、たとえそれが家族であっても当日間近になってくると気が重くなる。 …

がんばりやさん

朝の散歩のご挨拶も「暑いわねえ」から「今日は気持ちいいわね」になってきた。 青く硬いまま落ちていた銀杏の実もうっすら黄色い。 秋の入り口が見えてきた。 いつもすれ違いざまにお辞儀をするだけのおじさんに、雨の日の朝も出会った。 小雨程度だったの…

みんな撤収

母が我が家のゴミを持ち帰って玄関に詰んだというのが気になって、実家の玄関に行く。 あれ。ない。 いつも新聞を入れるのに使っている紙袋はなく、かわりにどこか上等なお店が使っているような品質のいい厚紙の紙袋に雑誌や新聞がきっちり入ったのが二つ、…

海に潜る

雨が降っていたので、夫が朝、家の前に出した古紙回収の袋と段ボールを自分の家の中に運んでおいたと得意気に母が言う。 「まったくあの人は。言っておいて、私が取り込んでうちの玄関に置いてあるわよ。雨が降っているのに、みっともない。品が悪いわよ」 …

見つけた

午後から2時間ほど、SNSでみつけたレシピの整理をした。 あちこちでいいなと思う、簡単にできるアイディアを見つけてはブックマークしたり、メモフォルダに保存したりと散らばっている。 それらを一つのところにまとめる作業をちまちまとしていたのだ。 プ…

甘えん坊

なにごともなく日曜が過ぎていく。 息子が家に朝からいるのは久しぶりだ。夫がやたらとちょっかいを出し、赤ちゃんに話しかけるような言葉使いで嫌がらる。それでも同居していた頃よりも息子の応対はやさしい。 半年前は切り捨てるような態度だった。 母がや…