友達に会ってきた。
友達というよりもお互い、親族のようだと思っている。
出かける支度をしながら気がついた。
彼女と約束をしたのは先週。たいてい誰かと日時を決めて会う約束をすれば、たとえそれが家族であっても当日間近になってくると気が重くなる。
なんで約束しちゃったんだろう。
急に中止にならないかとどこかで願う。
彼女の場合、一度もそんなふうになったことがない。必要以上に楽しみで、そわそわするわけでもなく、それでいて気分が重くなったりもしない。
そして顔をみるといつもほっとして、自分でもびっくりするくらいに話す。
心の中を洗いざらい。彼女も率直に感想を言ってくれる。彼女自身の抱えているしんどさも晒してくれる。
絶対的な味方。
母にも姉にも夫にも言わない、言おうとも思っていなかったこと。
おそらく私の奥底の感情を一番知っている人かもしれない。
1時に会って、4時に別れた。
カウンセリングを受けたような濃い時間だった。
彼女に出会えたことに感謝します。
神様、ありがとう。