皮膚科に行った。
ストレスによる湿疹が出るようになってから、疲れると頭皮がカサカサと粉を吹く。
気を付けないと、一見フケのように見えるので小まめに薬をつけないとならない。
不便だけど仕方ない。そうなちゃったんだから。
すぐ行けばいいのに、ひっ迫してないとついつい、明日、明日と1日伸ばしにしてしまう。
その間に症状は悪化して、いつも先生に怒られる。
今日は混んでいた午前の最後だったからか機嫌が悪かった。
チクリチクリといつもより強くくる。
「体重は増えた?今激ヤセだし、トンさんみたいな体質の人は体重増えても、今のままじゃ寝たきりになるよ。真面目な話。」
がびーん。
そんなこと入院していた病院の先生に言われたことなかった。
私のメンタルを慮って、あえてそのことには触れずに接してくださってきたのだろうか。
「なんとか体重増えたらリスクは軽減しますか?」
すがる思いで質問すると
「もう50でしょ。増えても、これからどんどんそうなっていくから」
救いがない。
どんどん・・・。
そうなるってどうなる?どうしたらいいのか?なんか食い止める方法とかないのですかーっ?
いろいろ聞きたくなったが飲み込んだ。
なんか今の先生の口からは厳しい言葉しか出てこなさそうだ。
これ以上自分を落ち込ませるのは避けよう。
がびーんがびーんと頭の中で響き渡るので、それ以降薬がどうだとか説明されても半分は入ってこない。
久しぶりに病院で自分の容態を聞いてショックを受けた。
とりあえずドトールだ。
しばらく本を読み、ブログを読んでいるうちに、うっかりそのことを忘れていた。
あ、いま、一瞬忘れてた。暗い気分じゃなかった。
これでいい。
気をつけなくてはならないことは、苦しくない程度に努力していこう。
私の総合担当医は入院病院の先生だ。そこの担当医だけを信じてついていこう。
本当に危険なときは彼がきっと対処しようとしてくれる。
ブレない。ペースを崩さない。
やってこない先のことに怯えて今を失うのはやめよう。
がびーん発生から約二時間。
なんとか立て直した。
強くなったなあ、私。