夫のワインは結局あのままにすることにした。
昨晩、歓送迎会に出席して帰ってきた夫は午前様だった。
今朝、開口一番こう言った。
「おはよう・・あの、今朝、ご飯軽くでいいです」。
「言われなくとも」
少なめのご飯にトロロ芋に引き割り納豆、ほうれん草の清汁、梅干し、蜜柑。
二日酔いで残ったら私が食べればいいと出してみたが、ペロッと平らげた。
「ありがと〜、生き返った。食べたら気持ち悪いの治った」
足りない分を外で補給してきたようだ。し過ぎだが。
大さじ一杯くらいよかろう。
昨日の記事に、コメントで
「ワインはミートソースの中に入っていたのだから、旦那さんの口にも入っているので、大丈夫」
といった内容のことを残してくださった方がいた。
さすがぁ。このお方は年齢は下なのに私より遥かに賢い。
減らした→安いワインを買って元に戻そう、などと短絡的な発想しか浮かばなかったが、言われてみればいかにも。
そうだそうだ。ちゃんと夫のお腹に入ってる。
実はもう一つ案が浮かんでいた。
残った3分の1に満たない方は私の料理用にして、夫には土曜日に新たな一本を買おうかというもの。
我ながら甘すぎた
そこまで甘やかすことはない。
与えれば良いというものではないのだな。
育児も、夫も。何事も。
今日は特別って言いながら食べちゃう甘いオヤツも。
バランスが大事。