満たして溢れる

昨日、寝不足でフラフラしてたら、よろけて顎をテーブルにぶつけた。

ってぇ・・・っ。

今朝、鏡を見たら顎に何かついている。何かくっついているのかと思った。

痣だった。ぶつけた時、かなり痛かったがめんどくさいので放っておいた。そうだよな、あの衝撃はそんなもんだった。

擦ったら消えるような気がしていじったけど消えない。そりゃそうだ。

ぶつけたことも忘れていたし痕に残るか、ちゃんと消えるか、そんなこともそれほど気にならない。

ああ、そうだよな。ぶつけたもんな。それだけ。

日焼け止めを塗って出かけた。

結婚する前の頃の自分だったらきっと気になって気になって、仕方なかったろう。

ファンデーションで隠したり、どれくらい目立つか家族に聞いたりしたことだろう。

だんだんどうでもいいことが増えていく。

人が自分をどう見るかとか。

人からどう評価されているか。

どんな人と思われようと、それもだいぶどうでもいいような気がしてきている。

そんなことより、自分がちゃんと自分を愛しているか、私は心の底から揺るがず自分を愛しているか、そっちが気になる。

こんな感じでいいのかな。甘やかしすぎかな。これは自堕落ってやつかな。

自分に優しくすればどこまでも怠けてぬくぬくしていたくなる。

自分を愛するってこういう感じでいいのかな。

ちゃんと伝わっているかな。私に。無条件で存在を許す。そう決めた。

私の中を愛でいっぱいにして、それから外に溢れていくようでありたい。