昨日の夕方、急に強い寒気と震え、やがて発熱。
これは私の一種の発作。疲れが溜まるとときどき、やる。てんかん発作のひとつだと思う。
初めはついにきたかとコロナとインフルエンザを疑った。
ロキソニンを飲み、ひたすらじっとやり過ごす。
28度にガスファンヒーターを設定してホットカーペットを最大の5にしてもまだ寒い。
カーペットの上に蹲り、足と尻をファンフィーターに向け、毛布を被る。
そんな状況であってもiPadで海外ドラマを見続ける。
じっとしていると症状に気持ちをもっていかれそうだが、ドラマと一緒だと気も紛れる気がする。
薬が効いて楽になってくるときうつらうつら、気がつくと寝ていた。
あとは味噌を入れるだけにしてあった鍋に味噌をいれるのすらしんどい。
午前中のうちにおかずとサラダは作っておいたので、無ければ無いでいいのだが、なぜか気になり、味噌を乱暴に溶く。
風呂に入る余裕もなく、体を拭いて着替た。
まさかの時のために生協で買っておいた冷凍のお弁当をチンして食べた。
ありがてぇえ。わかめしらすご飯の塩気がおいしい。
申し訳程度に入っていたがんもどきと鶏の照り焼きもしみじみおいしい。
食べようとおもうのだから、大丈夫だ。
冷蔵庫にあった蒸し鶏も食べた。
それからヨーグルト、アイスクリーム。
冷たいものが喉を通るたび、体がホッとする。
夫が帰ってきた。
「おかえり、あたしゃ寝るよ」
もう一度ロキソニンを飲み布団に入った。
あの、夕方のピークの波はもう、襲って来なかった。
生きてるだけでありがたい。
ときどき大事なことを忘れちゃいませんかと、神様がこんなふうにサインをくれる。
朝、目覚める。
寒気はない。頭痛もない。
余韻で頭がぼんやりするが、立ち上がれる、歩ける。
平穏な日々。家の中で家事をし、ちょっと散歩に行って、ゴロゴロする毎日。
中身がないようでこれでいいのかと思ったりもするけれど、どこも痛くなく、普通に過ごせる1日。
どんなにありがたいことかと、実感。