自分が何をしたいか掴めていない。
適当に適当に繋ぐように繰り返す毎日。
これでも十分満足しているのに、なにかやり忘れているような気がする。
大事な何か。
なんだっけ。
階段をあがって2階に行って「あれ、あたしなにしに来たんだっけ」っていうあの感じ。
これまで一生懸命階段を上がってきた。
修行はもう終わり。もう昇る段もない。昇り終わってやれやれと、両手を膝にあて、腰を叩いて、ちょっと休憩。
あぁ疲れた。思ってたより急な階段だったわねぇ。
さてっと。
・・・・。
。。。。!?
あらやだ。
私なにしに地球に来たんだっけ。
そんな感じなのだ。
息子が幼稚園に上がる前に教えてくれた。
飛行機に乗っているお母さんをみて、この人にするって決めたの。
やさしそうだったから。
私のお腹に入ることをそうやって自分で選んだのだそうだ。
きっとそのときに、地球に行ったらなにをするかも決めてきたのだろうな。
彼は迷いながら、確かに自分の道を自由に軽やかに歩いている。
覚えているんだ。本能的に。無意識に。
えっと。
私は何しにきたんだっけ。
ぼけっと毎日お気楽にのほのんと過ごすことを極めるためだったような気もする。
のほほんと。まったりと。ほっこりと。
それが私の生きる道のような気がする。