さらに机の足を切った。
無印の折りたたみ机。もう少し低い方がいいと思っていた。
イケアの椅子とちょうどいい高さにしたかったのだ。
少し前にもやったのだが、そのときはあんまり切りすぎて失敗してもと及び腰であった。
それでも以前よりずっと快適になったと喜んでいたのが、やはり違う。
腕をおいたときの、快適なベストポジションにはまだ高い。もう少しなんだなあと、小さな違和感を感じつつ使っていた。
1本切り出したら、4本まで一気に行かないとならない。
最後までやり切るだけの体力がありそうだと思え、そして家族のいない今日。外は快晴。気温も高い。
あるようでなかなか巡ってこないこのタイミング。再度ノコギリを持ち出した。
60センチの高さを目指し、ボールペンで印をつける。
ぎーこ、ぎーこ。ぎーこ、ぎーこ。
力を抜いて、急がず、無心に前後に刃を動かす。
ぎーこぎーこ、ぽろっ。
ぽろっ。
ぽろっ、ぽろっ。
おそるおそる机をひっくり返し立たせてみた。どうだっ、足の長さはそろっているか。
ガタつきもなく大成功。いそいそイケア椅子を持ってきて腰掛けてみる。
ベストポーイント♪
自然と口角があがる。一人、ニマニマする。
基地、さらに快適。うっしっし。