相性と愛情と悲しみと前進と

母と姉に久しぶりに笑われて、昨日は悲しかった。

一生懸命やっている様を「あの人、いよいよあんな風になってきたって昼ごはん食べながら二人で大笑いしたわ」と、揶揄われるのにはやはり、ガクッとくる。

なぜそれを私に伝える。その絵も音声も頭に浮かぶ。恥ずかしい。

すっかり精神が強くなったつもりでいたから、そんな自分にまた少しガッカリする。

でも、だからといって変えなくていい。

このままでいい。

今のやり方が私らしく安定しているんだから。

 

なーんてこと思いながら、本を読む。

スルーする技術

こんなの読んでいるのが知れたらもっと笑われるだろうなあ。

人の言葉は自分の腑に落ちるかどうか

なんでも耳を傾けるというのは間違い

家族の小さな価値観もしきたりも

そんな筆者の言葉にぶつかって

いいぞいいぞと思いながらページをめくる。

面白おかしく言われた言葉は頭の上を通過させてしまおう。

受け取り拒否。

じくじくさせない。しない。

母と姉を遠く感じる。もうあの頃の、二人に頼り守られていた私には戻れない。

かなしい。

でも愛してる。遅まきながら、独り立ち。