まずは寝ろ

今、特に問題を抱えているわけでもないのに、漠然と不安になる。

なになになに?なんで?なんかうっかり大事なこと見逃してるっけ。

いやいやいや、なにも事件は起きていない。

気がつかないところに火種があるのでは。いつかそれが大きくなったとき手のつけられないようなことになっているようなことはおきないか。

考えても仕方ないことだから今、この瞬間にだけフォーカスしていればいい、それを丁寧に重ねていけばいいだけだ。

 

健やかに平和な心を保ちながら毎日に楽しみをみつけながら老人になって死んでいきたい。けできるだろうか。

ラジオ体操にやってきて娘のようにおしゃべりしているおばあさん達、彼女たちはこれをずっとやり過ごし、手懐け、あのくったくのない笑顔になったのだなあ。

偉大だ。

 

息子は息子で会社が大変なようで毎晩遅くまで働きぐったりしている。

「なーんの心配もいらない。大丈夫だよな」

具体的に話さないから何をどう心配しているのか知らない。

学生の頃からときどき、こんなふうに確認を求めにくることがある。

「大丈夫、今はわからなくても、その道はちゃんと明るい方に続いている。順調です」

そのときの私は本気で答える。

彼の人生は絶対大丈夫にできているとわかるから、彼の目を見て言う。

 

私も大丈夫。順調。

ちゃんといい方向に向かってる

 

自覚はないがきっと疲れているんだろう。

体がつかれているから、発想に勢いがなくなってくる

こんなときこそ、買ったばかりの本をもってドトールだ。

午後は赤毛のアンの映画をみよう

昼寝をして、さつまいもを蒸したのをたべて、夜はピアニストに癒されよう

だいじょぶだいじょぶ

なにも、起きちゃいないじゃないか

これからだって ちゃんと、だいじょうぶ

f:id:okirakutonton:20220916121724j:image