日が暮れた

 

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母から「たくさん買い過ぎて余ったから、あそこに埋めなさい」と、どっさり渡され、内心うへえと、渋々植えたチューリップの球根。ニョキニョキ顔を出し始めた。

 

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にょき。

かわいい

ミートソースは今日は手をつけない。

一拍おいて、寝かす。

最近ドラマにどういうわけかのめり込めない。

今日こそ1日ドラマ三昧しようと意気込んでみたものの、1話観たら充分。

よく考えてみたらそもそも、一週間に一つの前提で作られている娯楽なんだから1日で全話コンプリートするのは、そうとうの体力を要するのではなかろうか。

パラパラ文庫を読む。

それもひとつ、章が終わると、閉じた。

なんにもやる気がしないなあ。

 

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塗り絵をはじめる

ポッドキャストサンドウィッチマンのおしゃべりを聴きながら、塗る。

図画工作がてんでダメだったので、まるでセンスがない。

誰に見せるわけでもないし、誰かと比べることもない。

やりたい放題、塗りたい放題。

背中にぽかぽか日が当たる。

 

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そして日が暮れた。

 

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