母の体調は、落ち着いている。
・・・口は相変わらず達者で「あなたなんかコロナにかかったらイチコロにあの世に持ってかれるわよっ」などと、自分は丈夫だから風邪で乗り切ったんだと威張っております。
その暴言が出るなら安心。よかったよかった。
さて、私の体調は。
こちらも相変わらず。もうこれ以上浮腫は引かないのかもと、若干、諦めヤケッパチ拗ねモードに入りつつある。
それでも、ヤケッパチの拗ねと同時に、諦めもあるというのは、いい方向に安定してきたということだ。
どうやら脳と心がこの状況を受け入れたようである。
膨れた腹も腫れぼったい目も、自分の初期値と認識し始めたようで、鏡に映る姿にももう、慣れた。
いつも昼過ぎに起きてくる息子は、まず、おはようと言い、それから必ず「どうだ体調は」と聞いてくる。
それに「うーん、まあ、辛いっす」と暗く答えていた声にも、ここ最近は「ま、しょうがないっしょ。こんなモンだす」と若干明るさが出てきた。
一日中、何もしたくなく、ただ時間が過ぎるのを待っていた日々にもメリハリがつき始め、体調をみながら「本当にしんどくなった時のための作り置き」を作ってみたりしている。
この作り置き、作ってタッパーに入れ冷蔵庫にしまうと、もったいなくてもったいなくて。
夕方、楽するために拵えたのに、在庫が減るのが嫌で、それには手をつけず生姜焼きやらフライやら新たに作る。
まだまだ。まだやれる。余力がある。これはもっとしんどい時のために。。。ふふふふ。
今日もこれからオーブンで焼くだけの鳥もも肉の下味付けと、鶏肉とじゃがいもの甘辛煮とキーマカレーを作りおく予定だ。
何かやろうと思う気力が出てきた。
疲れてきたら途中でやめればいい。キーマカレーまでは無理かな。
やめても冷蔵庫には手付かずのお惣菜がたんまりある。
あれ・・たんまりあるのになぜ作り続けるのだ、私は。
なんだか瓶の中に金を溜め込み、日々金を貯め続けている婆さんのようだ。
イッヒッヒ。これは使わんぞ〜。
などと言っているうちに腐らせダメにしないよう要注意である。