顔が腫れぼったい。
浮腫なのか、なんなのかわからないが、まぶたの感じが腫れぼったい。
7年前に、同じようなことがあった。その時も急に身体中がむくむくと膨れ上がり、しまいには足がパンパンになった。
ベッドに横になろうとしても足が重くて上がらず、両手でよいショットと持ち上げた。
今回もそれだろうかと、手足を常にチェックするが、薄い膜を張ったような膨満感を感じるものの、触ってみても、やや凹む程度で、見た目ではほとんど変わらない。
顔の方も、瞬きするたびに、目蓋が分厚くなったような鬱陶しさを感じるのに、こちらも本人にしかわからない程度である。
体の重さと怠さははっきりしているのに、見た目変化がほとんどないと言うのは、なんか・・・・孤独だ。
前回のようにしっかりパンパンに膨れ上がっていれば、お医者さんに訴えるのにも説得力があるが、今回のように浮腫というほどでもなく、熱もなく、ただ、だるくて、皮膚が腫れぼったい気がして、体が重いというのでは、「まあ今のところ、問題ないですね」と言われるだけの気がする。
もっと大袈裟に「どうしたんだろうね」と相手にして、何かしらの処置をしてもらいたいが、きっと私はいい患者ぶって「はあ、それならいんですけれど」と物分かりよく、引き下がる。
来週の月曜、定期検診がある。
採血で何か出るだろうか。
出て欲しい気もするし、たいしたことないといいとも思う。
でもやっぱり、この腫れぼったさが、それまでもう少し膨らんで先生にもわかるくらいになっているといいのにと、思っている。
かまってちゃんか、私、
息子は鋭く「目が腫れてる」と気がついた。
夫はわからないが、「な、顔、違うよな」と息子に言われ、付き合いで「うん、そうかも、そうだね」と頷いた。
一番心配させたくない人が気がついて、一番心配してくれよと想う奴がわからない。
甘ったれちゃんか、私。