ブログを書くわけ

ブログに書くときは、本当のことを演出なく書く。

自分が思っていること、思ったこと、感じたこと。

実際にあった会話。口調。

心の中で呟いた悪態。

そこだけは守る事にしている。

せっかく作家ではないのだから、面白みより、真実にこだわる。

少しでも話を膨らませたり自分を演出してしまうと、自分が自分でいる場所がなくなってしまう。

ブログは脱ぎっぷりが命だ。私の場合。

 

こんなこと家族でやってるの、おかしいかな。

こんなこと思う私ってひどいかな。

こんな口調で夫に話すのって、あんまりだと思われるだろうな。

こんな生活、怠け者だと思われるかな。

面白みのない人だと思われるかな。

うじうじしてるって嫌がられるかな。

ええい、素っ裸の私はこういうものなんだからしょうがないっ!

 

陽気な人と思われたい。

この人に会うとなぜか元気になると思われたい。

できることなら。

 

ブログを書くのがしんどくなるときは、知らず知らず「格好つけお化け」が顔を出している。

そうは言っても読んでくれる人が嫌な気分になるものは書かないようにするのがマナーってものでしょ。

今日は特に聞いてもらいたい話もないしな。

だらだらとする一人語りくらい、読まされてうんざりするものないよ。

だよねぇ。

変に力む。

 

なら日記に書けよ。

 

そう。なんでだろう。

それでもやっぱりブログに書きたいの。

 

地球のどこかに、日本のどこかに、実生活の中では出し切れていない私の想いをさらけ出し、それを知っている人が存在しているっていうスリルと喜びと不思議さと安らぎ。

それが私を支えている・・・気がする。