昨日は夫と一日家で過ごした。
私が上、夫は一階。それぞれ勝手気ままに過ごす。
夕飯は作り置きがあったので考えないくていい。本当に何も考えず計画も立てず無責任に思いつくままテレビをつけたりぼんやり空を眺めたり、本を開いたりうたた寝したり。
ふと思いつきで寝室を整理し始める。
とりあえず取ってあったもの、とりあえずしまったものを引っ張り出した。
存在していたことも忘れていたあれこれを思い切って捨てる。
本当に自分の好きなもの、大事なものだけを残した。
それからテレビの位置とベッドの位置を動かした。
あっちこっち動かしてはまた動かすのを繰り返してきたのは自分がこの部屋でどう過ごすのかが決まっていなかったからだ。
窓際に机を持ってきてぼんやりしたりするのもいいなあと思ったり。
ここは寝るだけの部屋にしようと思ったり。
ここは読書部屋にしよう。パソコンがあるとついそっちにいくから本だけ置いて。
気分気分でふわふわ変わる。
今の気分は、ここは何もしない部屋。何もする気になれない時の場所にしようと思う。
母のこと姉のこと、それに対して自分の気持ち、今の心境、何が怖くて何を恐れているのか。
でもやっぱりそこに愛はあるということ。
心の中が整理ついた今、すごく安定している。
苦手なものは苦手だけれど、表面化してみたらそんなに構えるほどのものでもないようにも思う。
もう大丈夫かもしれない。
なにかが終わった。新しく始まる。