幼稚園時代のママ友たちの会食に行きたくないと意思表示をしてしまった。
軽く自己嫌悪。けれど同時に清々しい。
本心に忠実に行動したら私の中の小さな私が安心している。
どう考えても結局は行きたくないのだった。
頑張ればいける。工夫すればできそう。やってやれないことはない。以前より解放されてきた自分の変化をここで試してみるチャンスかもしれない。
うまくできたら自信がつくかも。
取り繕って上手にその場に馴染もうと周囲に合わせようとしない練習。
凸凹感満載の奇妙な自分をそのまま、そこに連れて行って自分なりに時間を過ごしてみるのはどうだろう。
・・・。そんなに一生懸命、自分を鼓舞してまで行くべきことだろうか。
頑張ればできそうだなんて、何様だよ。そんなにしてまで向こうだって来て欲しいわけじゃない。
結局、不参加。
そう返信して了解と返ってきた途端、心に訪れた再びの平安。
みんなができることがやっぱりできない。
できない自分を「しょうがない子だねぇ」と言ってやろう。
あんたって子は。しょうがない子だねえ。
そんなもんっす。