昨日はレンジ麻婆豆腐にして正解だった。
息子は昼抜きで10時まで仕事だった。トラブル連続だったらしい。昼に用意していたカボチャコロッケと鶏肉も夜、一緒に食べていた。
夫は飲んで帰ってきた。
あんなに朝から晩まで張り詰めていたら、夜、クタクタで食欲がなくても無理もない。大変だなぁと思っている自分に気づき少し安心する。
残されて悲しくなるのは、結局自分本位なのだ。あの心持ちは冷静になると、自己嫌悪に苛まれ落ち込む。家族の体を思って作ったのなら、その当人たちのコンディションに合わせて食してもらっていいに決まってる。
そしてそんなカリカリしている時は何をしていても集中出来ず楽しくない。
周りにも私自身にもいいことは何一つないのだ。
二人とも平日は大好物でなくとも、食べらればいいのだろう。
家で働く姿を感じると、私もなにかせねばと思う。専業主婦だからと変に気負って、少しでも好きな物を、体力つく物をできるだけ温め直しても固くならない料理法をと、昼ごはんも夜ご飯も、スキルもないくせに肩に力を入れすぎていたかもしれない。
もっと簡単で美味しい料理を研究しよう。
そして評判の良かったものを何度も何度も作って、レパートリーにしよう。
今夜は生姜焼き。昨日朝のテレビでおいしいタレを紹介していた。玉ねぎをするのがポイントらしい。
そうそう。このくらいのちょっとした手間を大事にしたほうがきっといい。
あとは大根と舞茸と豆腐の味噌汁。
と、作り置きのトマトときゅうりのマリネ。
彼らから称賛を得るために作るんじゃない。
圧のかかった食卓にならぬよう気をつけよう。
頑張りは、自分がそうしたいから、する、くらいに。
あれ。こんなんじゃ私はいつまでたっても料理上手になれそうにないぞ。
そういえば、今朝息子が言っていた。
「昨日のあの白菜のワンタンスープ、おいしかった。あれ、好き」
「そう、よかったね」
・・・あれはですねぇ。
紀文さんが研究してくださったタレ付きのおってがるワンタンが100円だったから・・・。
ま、よいよい。
家庭平和、家庭平和。