昨日、夫のあまりに豪快なお金の使い方に腹を立て飛び出した。
UNIQLOにふらりと入ってみた。
衝動買いはしないたちだが、こんな時こそやるものなんじゃないの?そうよそうよ、サラッと個室を抑えてしまうくらいお金があるっていうなら、私だって私だって。
しかし貧乏性なのか度胸がないのか、羽目を外せない。
良いなと思うものを見かけても、どこにきていくんだ、家の中でこれは掃除しづらい、なにと合わせるんだ、と冷静な自分が私を叱る。
結局夫の寝巻き代わりに着ているTシャツが、散々着たものだから生地が薄れていたので代わりの一枚を買った。
悔しい。なんで夫のものを買うんだ。
落ち着いて考えてみれば夫が考え、そうするべきだと判断したことなのだから、それでよかったのだ。
その判断にチラリとも加わることもなく決まってしまったことに、拗ねてしまっただけかもしれない。
夫に怒りをぶちまけたところで、空気が悪くなり、自分自身もつまらなくなるだけなので、いつからか多少のことは問題にしなくなった。
たいていの場合、時間が経つと、問題は問題ではないかもと思う。
今回もそうだった。
今回のことで意外な発見。
夕方、息子からラインが入ったのだが、その冒頭に「お騒がせしております。父さん今日はいろいろお世話になりました。母さん荷物をありがとう。助かりました」とあった。びっくりした。
助かりましたなんて、言うようになったんだなあ。
あったまきたと飛び出した己が恥ずかしい。