台所で思う

昨晩より食欲が戻り、息子はご飯をおかわり。いよいよ安心。

抗生物質をまた5日間、飲み始めるので、絶対、朝、起きてこなくてはならない。

朝、昼、晩、三回、5日。きっちり飲み切らないと、効き目がない。

放っておくと昼過ぎに起きてきて、朝昼兼用、1日2食の寝坊助も、こればっかりは必死になって起きてきた。

「やっぱり朝ごはんを食べると気分が清々しいねえ」

昨日のなんちゃって参鶏湯にうどんと卵を入れて食べる。

「昼、ミートソースっぽいのと、カレーっぽいの、どっちがいい?」

生協の挽肉200グラムが手付かずだ。この二日、流動食しか食べられなかったので、夫と私の食事は煮物に魚に納豆の、純和食だった。ボチボチ消費期限なので使ってしまおう。

「う〜ん、ミートソース」

「ハイハイ、ミートソースっぽいのね、ミートソースじゃないからね」

なんちゃって参鶏湯はセブンイレブンで見つけた味の素の参鶏湯の素に、酒蒸しした胸肉と千切り大根、米、豆腐を入れてコトコトしただけのもの。

次いで本日のなんちゃってミートソースは人参、なす、ピーマン、玉ねぎを細かく刻んで、豚肉、トマト、ケチャップ、ウスターソースコンソメちょっとの水、今回は冷蔵庫にあった夫の赤ワインもちょびっとを入れ、フライパンでやっぱりコトコトするだけのもの。

最近、朝昼晩と食事に追われると、組み合わせ的にはいけるはずというに単純に熱を加えるだけのものが増えた。

鶏ガラ、塩、ごま油が今のところ、最強。野菜はこの味にすると、なんでも食べる。

挽肉を炒めながら、家族の食材にタブーがなく、作る食材、香辛料に縛りがないことって実はすごくありがたいんだなあなどと思う。