そう思ったら気が楽になった

根っこを残してやる草むしりと言うやり方があるそうですよ

ブロガーさんが教えてくださった。

全部刈り取るのではなく、生えてきたらまたそこを刈るということだろうか。

 撲滅じゃなくて共存

いいな。

優しいと思った。土にも。植物にも。私にも。

草むしりをしながらいつも少し後ろめたい。

この人たちだって(人じゃなくて草だけど)意味あってここにいるのに。

私の都合でいきなり殺される

見た目とか、役に立たないとかで排除されるなら私はどうなるの

同類を愛哀れむのでなく裏切るようで、あえてそこを考えず無心に抜く。

根こそぎ取れると「やった」と爽快感。

取りきれないと「生き延びて」とどこかホッとする。

矛盾に向き合わないよう草をむしる。

だから、根を残していいんだと知って気持ちがとても楽になった。

 全部抹消しなくていいと言う考え方は私に向いている。

劣等感

自信のなさ

完全に亡くなってスッキリ溌剌と生きる自分を目指すのは辛い。

草むしりのルールでいけば、モヤモヤした物を抱えつつ生きる私でいいということになる。

それっていい。

どっかずるくさいけど、もう今のまんまでいいってことになるから。

モヤモヤの草が伸びて悩んだりしたらまたその時対処していく。

根本的解決を求めないを、ズルじゃなくてルールにしちゃうのだ。

 

8年前の今、病院で歩く練習をしてた。階段を登れるけど降りられなかった。

あれをなかったことにしようとしている。自己管理を誤って死にかけた黒歴史を何事もなかった事にしようと、元気溌剌になろうとしている。

 

もう子供の頃のような、いつもご機嫌、元気満々な私を!・・・なんて掲げるのはしんどくなってきた。

自分を諦めるみたいで妥協するみたいだ。

もういいや。妥協しちゃおう。 

ネガティブを抱えつつ、持病を抱えつつ。

たらりんたらりん。

生きていこうっと。