いよいよラジオ体操も、「良いお年を」という挨拶で別れる人がちらほらとでてきた。
今日が仕事納めで明日から帰省する人、またそれとは反対に親族がやってくる準備でしばらく出てこられない人。
だんだん大晦日と正月が近づいてくる。
今年の私は例年よりは焦っていない。
最低限これだけと決めたこと以外、やらない。その最低限はとても少ない。
気がついたのは最近、テレビを見ることが減ったので、暮れになるとよくある「お掃除特集」や「作り置きに便利なもの」などの情報に触れていないからかもしれない。
朝の散歩と必要最低限の買い物くらいで外界と接していない。
なんにでもすぐ影響されるたちなので、それくらいが精神衛生上にはいいのかもしれない。
やっとわかってきた。
これまとにかく自分がご機嫌でいることが大事とか、自分が元気でいれば周りにもいい空気感が作れるからとか、なにかとぐうたらしたがるのを正当化する文言と理由を自分に言い聞かせてきた。
いいんだ、だからこの程度でいいんだ。完璧じゃなくていいんだ。
そんなこといらないんだ。
ただ、やりたくない。それでいい。
自分に言い訳を言って、周囲にもそれとなくそんなことを言って落ち着こうとする。
それはもうやめよう。
やりたきゃやる。
やりたくなきゃやらない。
手抜きでごまかしたかったらそうする。
いい子でもいい妻でもいい母でもない。私なんだから。私が妻をやって母をやっているんだから。
ゆずらないのは愛。
愛だけは大切に守ろう。
もっと潔く、強く、堂々と生きよう。