無益

ノートアプリでシールだの、デジタルステッカーだの何をしたいのか。

今日も続きを探求しようとiPadを広げてふと思った。

あっちで作ったシールをこっちにペタリ。

おお、できてる。

さっきまで私の写真フォルダに収まっていた写真やイラストが、ステッカーとなってノートアプリの手帳にペタンと張り付いている。

大きな写真画像を貼り付けるのと違って、ボタンをポンと押せば、ペタンとくっつく。

あれもペタン、これもペタン。

ただそれが面白く、白紙のページにランダムに置いていく。

それを何に使うのだ。

何も。

いたずら書きと同じだ。無心になって貼り付けている。

息子が未就園児だった頃、遠出をする車中の中で飽きないようにと、何度もつけたり剥がしたりできるシール帳を持って出た。

背景にクマさんのお家だったり、森の中だったり描かれてあり、りんごやクマの友達の動物たちをそこにくっつける。

「クマさんのお友達のうさぎさんはここ」

「ピクニックをしているんだよ」

息子とお話を作りながら遊んだ。

あれと同じだ。

ストーリーを考えながら貼っていただけ、息子の方がクリエイティブに富んでいたかもしれない。

・・・いったい私は何をしているのだ・・・。

いいのだ。こういう無駄なことについついはまっていく。

その没頭の心地よさ。